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福岡アジア美術館

2018.05.14

こんにちは。サンライフホテル2・3 フロントのCです。
新しい年度を迎え1ヶ月、新しい環境にも慣れ始めた頃合いではないかと思われます。

さて今日は、福岡アジア美術館のアジアギャラリーで行われております、「海を渡った宝石箱――ガラス・象牙・漆」展についてご案内したいと思います。

通常、絵画と言えば、紙などに描かれたものを大半の方はイメージするのではないでしょうか。しかし、19世紀のアジアでは、技術的に制作が難しい板ガラスや手に入りにくい象牙などの貴重な素材にも絵が描かれました。
希少性の高い素材なのですから、失敗・ないしは芸術性の低い仕上がりは必ずしも許されるものではなかったのではないかと思われます。製作者のそういった「覚悟」のようなものが、作品により重厚な雰囲気を持たせているのかもしれません。
とかく、これらの「宝石箱」は人気の高い輸出品として海を渡りました。例えば、中国の広州に建ち並ぶ外国商館が描かれた象牙は、チャイナ・トレード・ペインティングとして西洋向けに作られ輸出されたものです。

福岡アジア美術館では展示品として、ガラス絵・象牙に描いた絵・漆絵など約30点を期間中展示しています。
当館からは、正面にあります地下鉄博多駅より乗車時間10分ほど、中洲川端駅が最寄り駅となります。また、中洲川端駅より6番出口に直結しておりますので徒歩での移動もほとんどありません。

それでは、夜は寒く日中は暑い日が続く福岡ですが、体調の管理にはくれぐれもお気を付けくださいませ。

福岡アジア美術館 展覧会概要
期間:4月19日~7月10日
10:00~20:00(入室は19:30まで)
休館日:毎週水曜日(水曜が平日の場合は、その翌平日)
観覧料:一般200円、高校・大学生150円、中学生以下無料

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