おはようございます!こんにちは!こんばんは!
フロントスタッフのMでございます。
福岡は未だ梅雨明けせず、カラッと晴れたかと思えば、大雨が降るという不安定な空模様が続いておりますが、皆様は如何お過ごしでしょうか?
今回は夏バテを吹き飛ばす、スタミナ料理の王様モツ鍋の名店をご紹介します。
そのお店は、万十屋。創業60年以上になる、福岡のもつ鍋発祥とも言われる店です。
このお店、まず店名に目が行きますよね?
「万十?饅頭?」
僕も、ずっとそう思っていました。
しかし、調べてビックリ。名前の由来は饅頭にあり、しかもそれがもつ鍋発祥に深く関わっていたのです。
その話をお店の方から伺ったのですが、以前は饅頭を作って販売していたそうです。それが戦後になり小麦・砂糖が入手困難になると作れなくなり、そのような時に唐津から牛もつを売りに来た方と出会い、生活の為にもつで商売が出来ないか?と思案した結果、生まれたのが「博多もつ鍋」だそうです。当時は季節の野菜を入れていたらしく、キャベツ以外にもセリやノビルなども入れていたようです。なんというか、不思議な巡り合わせですね!
さて肝心のもつ鍋ですが、なんとここでは石鍋を使用します。
※これが石鍋!
具材のもつも、小腸、赤センマイ、ハツ(心臓)、センマイの四種類。Mの家のもつなべもミックスですが、お店のもつ鍋でミックスホルモンは珍しいのではないでしょうか?
また、珍しいといえばスープ!
現在は醤油味や味噌味が主流ですが、元祖は違います!
甘めのすき焼き風なのです。
驚きでしょう? でも、地元の人に聞くと、
「小さい頃から食べようけん、もつ鍋って言うたら、すき焼き風と思いよったばい」
だそうで。
分かります。味は絶品ですし、そう思うのも無理はありません。
もつ鍋は、全部お店の方が調理してくださいます。手を出す必要はないので、楽ちんです。ただ見ているだけで大丈夫です。
すき焼き風もつ鍋、味も絶品ですが、締めが最高です。
Mはうどんからのビビンバをチョイスしたのですが、石鍋で作るビビンバが凄く美味!
「味が濃いのかな~」と思っていましたが、予想外にも優しい味。
全て食べ終わる頃には、満足・満腹で幸せいっぱいになりました。
博多からはやや遠い郊外にありますが、Mは足しげく通っています。店の周囲は奥早良の原風景。風景も美味しいです(*^_^*)
元祖博多もつ鍋は如何でしょうか??
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万十屋
住所:福岡市早良区田村1-12-10
営業時間:11:30~22:00
店休日:毎週月曜日
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