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九州国立博物館

2018.05.20

こんにちは。サンライフホテル2・3 フロントのCです。
今回は、九州国立博物館で開催されています「史上の印象派展――ビュールレ・コレクション」についてご案内したいと思います。

皆様は印象派と聞いて、どの画家を思い浮かべるでしょうか。
ドラクロワ・ドガ・ゴーギャン。絵に詳しくなくとも、教科書などで一度は見たコトのある名前ではないでしょうか。

そして、マネ。彼は、立体感や遠近法という西洋絵画の根底を、あえて殺すことにより、近代絵画の到来を告げたと言われています。
例えば、「草上の昼食」。
これは、それまで神話や伝説上のテーマの時だけ許されていた、裸婦像というモチーフ。このルールを破り、マネは現実の女性として描きました。

また、ゴッホ。
彼が絵の題材として好んだ糸杉の花言葉は「死・哀悼・絶望」。彼が自殺間際に描いたと言われる「糸杉と星の見える道」は、宮沢賢治に大きな影響を与えたとされています。

ドガの観察眼は時に、人と人の人間関係を絵に滲ませ、またゴーギャンは浮世絵などの異文化を取り込みながら、島へ島へと落ち延びていく……。私も絵画には疎いのですが、絵の成り立ちや描いた人物にまつわるエピソードなどを聞いたりすることによって、その絵を実際に見てみたい、と思うようになり美術館に足を運ぶようになりました。

自分で見て、感じて、発見して理解する。
作品から楽しさを感じることがあり得るでしょうか。
作品から作者の息づかいを感じることがあるでしょうか。

日本で見る最後の機会になるかもしれないビュールレのコレクション(展示案内より)、会期は7月16日までです。

九州国立博物館
住所:福岡県太宰府市石坂4丁目7-2
開館時間:9時30分~17時(入館は16時30分まで)
休館日:月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)
観覧料:一般1600円、高大生900円、小中生500円

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