おはようございます！こんにちは！こんばんは！
フロントスタッフのMでございます。
突然ですが、Mは福岡の歴史が大好きでして、余暇には趣味でのボランティアガイドをしております。
その中でリクエストが多いスポットを、今回は紹介します。
それは福岡市中央区にある、平尾山荘。
この藁葺の建物は、幕末の女流歌人・野村望東尼が住んでいた山荘です。
野村望東尼は幕末ファンの間では知る人ぞ知るという人物で、あの長州藩の高杉晋作と親交が深く、有名な辞世の句である
おもしろき こともなき世を おもしろく
すみなしものは 心なりけり
の下の句を、詠んだ人です。
野村望東尼は高杉晋作だけでなく、月形洗蔵や早川勇など筑前勤王党の若者を多く助けた為、佐幕派が実権を握っていた当時の福岡藩から処罰を受け、姫島へ流刑となります。ですが、それを救ったのは高杉晋作でした。そして野村望東尼は長州へ逃れ、当地で没します。
実は福岡にはこうした女傑が非常に多く、中には高場乱や原采蘋のように女性でありながら月代を剃り、家督を継いだ人もいました。武家社会にあって女性でも活躍できる風土が福岡にあったのかもしれませんね。
※野村望東尼像
山荘の内部は見学する事が出来、隣接して資料が展示している資料館もありますよ！
博多駅からは、バスで行く事が出来ます。
（博多駅B・C・D乗り場から乗車し山荘通下車、徒歩7分ほど）
※2016/9/10現在の情報です。
ご滞在中の散策に如何でしょうか？
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平尾山荘
住所：福岡市中央区平尾五丁目2-28
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